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武将像

 



  【天下布武】

   時代の変革期には天才が現れる。
   まさに信長は戦国に突如登場した革命者であった。小国尾張に生を受け、周囲を敵に囲まれて育った。
   だからこそ他のだれもが無し得なかった因習を打ち破り、日本統一という具体像を人々の目の前に指し示すことができた。

   織田信長の登場は、日本史上の大きな転換点であり、その強力なリーダーシップは、四百年以上時を経てなお、現代人を
   惹き付けてやまない。変化が激しい現代を変革の時代と呼ぶならば、まさしく信長こそ、今求められるリーダー像といえるの
   ではないか。軍師を持たず、自らを貫き通し稲妻のように生きた信長の思想や意志までも感じられるような彫刻作品をつくる、
   本作はそのような思いから15年にしてたどり付いた、頂点の作品である。

  【第六天魔王】

   生殺与奪、全ての権限を有した戦国大名は、現代人とは全く異なる絶対者として君臨した。
   手にした権限が絶大であったがために、進化にとって神にも近しい存在だった。


    

作家 / 海野 宗伯(うんの そうはく)

1962年生まれ。
幼少時より日本の伝統美術に深く興味を持ち、美術研究と古美術取集
を行う。その後、日本美術の中でも特に戦国安土桃山期の造形美
と思想に魅せられ、禅、茶道や水墨・金壁障壁画をはじめ甲冑・
武具・装束など日本文化に多大な影響をもたらした戦国大名に特に
興味をもち徹底した研究と資料収集を行う。

90年代頃より安土桃山の造形美を求めて甲冑や武将像の制作を開始。
日本を代表する甲冑師・三浦公法氏に依頼し、共に世界で初めて
となる本物と同素材・同製法による幸村1/4創作鎧を完成。
のちに精巧な鎧装束の武将彫像作品を制作する。



  【監修協力】 甲冑師・三浦公法氏

   (社)日本甲冑武具保存協会 (元)専務理事/(現)顧問

   本像を制作するために、当世具足の第一人者で甲冑師の三浦氏に1/4
   鎧を、本物の鎧と全く同素材を用いて制作していただき、造形の基本とした。
   信長の現存資料は少なく、徳川家康が所有した南蛮胴具足等を参考資料
   とし、極めて精巧な鎧の復元に努めた。信長が南蛮胴具足を身に着けたこと
   は文献にも記録が残されている。



     南蛮胴具足とは、戦国期にポルトガルなどヨーロッパ船によってもたらされ、献上された貴重な甲冑のこと。
     板金技術に優れたこの鎧は、鉄砲に対する防御機能に優れており、日本伝来の鎧と組み合わせ使用された。
     その希少性もあり南蛮胴を身に着けることができたのは、特に高い位の戦国大名だけに限られた。
     キリシタン・宣教師を最初に保護した「信長」こそが、この南蛮鎧を身に着けたはじめての人物ではないだろうか。




     
     【信長の表情】
     本作は面頬の奥に潜む「信長」の表情まで精巧につくり
     あげている。近寄りがたい存在感を演出するため、あえて
     面頬着用の像としている。(兜はお取り外しできません。)


 
 【南蛮兜に面頬(めんぽう)を装着】
 厚い1枚板より板金でつくりだされる継ぎ目のない
 南蛮兜は、戦国期の日本の甲冑技術ではつくる
 ことが出来ない高度なものだった。

     
     【火縄銃】 “からくり”まで忠実に再現
     信長はどの武将よりも早く、圧倒的多数の火縄銃を
     有し戦国の戦い方を変えた。 鉄砲によって天下統一
     を目前とした。 火縄銃を掲げる、この姿そのものが、
     合理的で革新を好む、信長そのものを象徴している。
 
 【鎖かたびら 細部まで精巧に再現】
 甲冑が正確に造られていることはもとより、造形細部の
 完成度まで高いクオリティを備えている。 鉄砲の登場
 により、甲冑はよりからだにそったつくりとなり、動き
 やすさが重視されている。鉄・布・革など、甲冑各部の
 素材感も忠実に再現している。



     【木片練込み技法】
     木片練込み技法により、漆のような、味わい深い色と質感をつくりだす。 素材に特殊な配合で木材を混合することで、
     彩色だけでは出すことができない、鉄錆地のような自然で味わい深い濃淡のある色を生み出す。
     さらに磨きを重ねることで、鎧らしい光沢が生まれ、造形・組上げ・仕上げまで全工程に職人の手仕事が入る。
     手間と時間を惜しまずつくり上げることが、作品に奥行きを与える。

     
     石に近い硬質素材・ポリストーンはヤスリを繰り返しかけることで、金属の質感再現ができる。

     
     鎧の質感を出すための磨き上げ、紐の結び上げなど一作にかかる制作時間はおよそ、30時間にもおよぶ。
     制作はほとんど職人の手仕事となる。

     
     彩色・装飾は、全て職人がひとつひとつ手彩色で描き入れている。


     【マント・胡粉仕上げ】
     マントは、布らしいマットな質感とするため、表面を胡粉仕上げとしている。
     それにより風になびく布の表情がよりゆたかに再現される。【胡粉】は、日本の伝統素材で蛤の殻を砕き、にかわ粉で
     溶いたもの。日本人形の制作にも伝統的に用いられる素材である。
     
     マントの彩色はあえて控え目に上品な紫に。何十年という鑑賞にも、見飽きることなく、お部屋の装飾として違和感を
     感じさせない仕上がり。


 
      【彫像素材/人工石】 ポリストーン(合成樹脂/石粉)

人工石とも呼ばれるポリストーンは、欧米で美術品・室内装飾品
に用いられる素材。重さや質感は石に似ており堅牢で、熱変形に
強く、長期にわたり保存性・形状維持に優れている。
当社では、流動性の高い最高品質の素材を用いて制作をおこなって
いる。 それにより、鎧の細部の造形まで、精巧な再現が可能となる。

最高品質の素材を使用。
およそ30もの型に流し込んで整型し、すべて磨き形を整え彩色し、
寸分の狂いなく組み上げる。



  工房にて少数手作りされる信長像化粧箱には、限定制作のシリアル番号入り。
  けっして大量生産できない、限定制作であることを示している。



  南蛮胴具足着用 織田信長武将像
  【限定制作50体】


  (株)謙信の直営、高品質に特化した少人数のものづくり工房で
  おつくりしています。
  日本で制作した精巧な原型をもとに、直接指導・監修し、型抜きから
  仕上げまで全てを工房内で行い、完成させます。日本国内ではもはや
  不可能となった手仕事を駆使した少量限定制作を行っています。

  商品番号 SA-007  販売価格 200,000円(税別)

  ●サイズ  : 約幅21×奥33×高45cm(台座含む)
            火縄銃 長さ 約43.5cm
  ●素材   : ポリストーン(合成樹脂,石粉)、木材、金属等
  ●付属品  : 「南蛮甲冑 織田信長公」立札、専用化粧箱
  ●製造国  : 日本  *(株)謙信工房
  ●本体重量: 約4kg




  信長学フォーラム
   【第10回 信長学フォーラム -信長公と天下布武-】

    平成29年2月25日(土) / 場所:岐阜じゅうろくプラザ

    *「信長学フォーラム」とは
    平成20年より岐阜市主催で開催される、「信長公」をテーマに基調講演や
    パネルディスカッション等を行うシンポジウム。
    毎年多くの方が訪れるイベントです。

    織田信長公の岐阜入城・岐阜命名450年記念した協賛事業会場にて、
    海野宗伯作・武将像3作品を協力出品いたしました。

    講演を行われた、小和田哲男氏(文学博士・静岡大名誉教授)に
    『南蛮胴具足 織田信長武将像』を寄贈させていただきました。
    小和田先生のオフィスに「南蛮胴具足着用 織田信長像」が
    飾られています。





  

  【東京・日本橋事務所で実物作品をご覧いただけます】

  (株)謙信 事務所にて実物作品をご覧いただけます。
  事前閲覧はご予約が必要です。下記予約メールボタン、またはお電話( 03-5299-5617 : KENSIN事務局 )で承ります。

  ≪閲覧予約 可能時間帯≫  [平日] 午前中 10時~12時まで [土曜日] 営業時間内 10時~18時まで
                      ※閲覧ご希望日時、2~3日前にお知らせください。

     ≪アクセス 最寄り駅≫  JR神田駅 南口より徒歩3分  /  地下鉄 銀座線 三越前駅(A8)より徒歩5分

                                           





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