四十九年 一睡夢 一期栄華 一杯酒
人生の栄華は一夜の夢、一杯の酒と同じはかないものであるという無常観を格調高く簡潔に表現した上杉
謙信の句です。謙信が日夜愛用していたといわれる酒盃「春日杯」を輪島塗で現代に再現致しました。
酒盃としては大変珍しい天目茶碗形式を取っています。
「天目茶碗」とは、室町~安土桃山時代に隆盛を極めた茶道の茶碗で最上のものを指します。
当時中国からの輸入に頼っていた天目茶碗は非常に希少性が高く、相当の身分と権力を持った将軍、大名のみ
が用いることができた大変格式の高いうつわでした。この茶道碗の形式に習って、茶道を嗜んだ謙信が自らの
酒盃をこの形式で作らせたものと推測されます。
「常在戦場」の意識を生涯に亘って掲げた謙信にとって酒とは、喜びであり、また欠くことが出来ないものであった
に違いありません。戦いに次ぐ戦いの生涯の中、謙信は茶器の形式を酒盃に用いるという卓越した美意識を持ち、
一杯の酒に情熱を傾けました。
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【作品仕様】
サイズ: 高さ3.2 cm、 直径9 cm
サイズ: 杯 直径10.1cm、高さ6.5cm、高台 直径12.8cm、高さ8cm
杯+高台(完成体) 高さ 13.1cm
素材: 輪島塗 漆(岩手県浄法寺産) 木材(ミズメザクラ)
付属品: 桐箱、製品登録証
*作品について、ご興味のある方はお問い合わせください。
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©KENSIN
人生の栄華は一夜の夢、一杯の酒と同じはかないものであるという無常観を格調高く簡潔に表現した上杉
謙信の句です。謙信が日夜愛用していたといわれる酒盃「春日杯」を輪島塗で現代に再現致しました。
酒盃としては大変珍しい天目茶碗形式を取っています。
「天目茶碗」とは、室町~安土桃山時代に隆盛を極めた茶道の茶碗で最上のものを指します。
当時中国からの輸入に頼っていた天目茶碗は非常に希少性が高く、相当の身分と権力を持った将軍、大名のみ
が用いることができた大変格式の高いうつわでした。この茶道碗の形式に習って、茶道を嗜んだ謙信が自らの
酒盃をこの形式で作らせたものと推測されます。
「常在戦場」の意識を生涯に亘って掲げた謙信にとって酒とは、喜びであり、また欠くことが出来ないものであった
に違いありません。戦いに次ぐ戦いの生涯の中、謙信は茶器の形式を酒盃に用いるという卓越した美意識を持ち、
一杯の酒に情熱を傾けました。
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【作品仕様】
サイズ: 高さ3.2 cm、 直径9 cm
サイズ: 杯 直径10.1cm、高さ6.5cm、高台 直径12.8cm、高さ8cm
杯+高台(完成体) 高さ 13.1cm
素材: 輪島塗 漆(岩手県浄法寺産) 木材(ミズメザクラ)
付属品: 桐箱、製品登録証
*作品について、ご興味のある方はお問い合わせください。
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